新幹線車内に公衆電話があるのは皆さんご存知だと思いますが,この公衆電話,なんとアナログ無線が使われているんです.
厳密には上り回線だけがアナログのFM方式で下りは多重回線なのですが.

で,少し前に新幹線に乗る機会があったので,ためしに受信機を持ち込んで実験してきました.
この公衆電話は新幹線列車無線の回線の一部が使われていて,下り回線は前述のとおり多重回線で周波数は東海道新幹線の場合452.05MHzが使われています.下り回線にも400MHz帯が割り当てられており,こちらはF3E方式のナローFM方式が使われています.
では,早速公衆電話から自分の携帯に電話を掛けながら400MHz帯をスキャンしてみました.

程なくして,Cタイプのある辺りの周波数でヒット.

もちろん,上り回線だけなので,こちら側の声しか聞こえてきません.しかしながら秘話なども掛けられておらず,モロ垂れ流しといった感じです.
時間をあけてから再度,同じように調べてみると,こんどは別の周波数がヒットしました.

東海道新幹線の無線は今春にはデジタル方式が導入されることが決まっています.なので,その際には車内公衆電話も当然デジタルになるものと思われます.
蛇足ながら,ここに書かれている情報は無線通信に対する技術的な好奇心によるものです.
電波法,及び各種法令を遵守し,決して悪用なさらないようにお願いいたします.